■公演日時:2014 年11月 5日(水)18.30開演
■場所:ブルノ市 モラヴィア国立美術館・劇場(客席約200名)
■公演
【第一部】
ロドヴィッチ前駐日ポーランド共和国大使によるプレゼンテーション
「ポーランドにおける日本古典芸能研究・能」
「新作能「調律師」ショパンについて」(映像付き説明)
「中欧における能楽研究について」のパネルディスカッション
元在日本ポーランド大使Jadwiga Rodowicz 氏が自ら制作した新作能『調律師』ショパン、を通し
中央ヨーロッパの観客に能楽の面白さ、深さを伝えます。また、日本における外国人の能楽作家の
経験、新作能の演出などについても映像やディスカッションを含めながら紹介します。
【第二部】
「なごみ狂言会チェコ」による狂言公演 (『呼声』、又は『棒縛』)
現地チェコにて配布されるフライヤー(PDF)
運営委員Hybl ondrej制作の企画書(PDF)
2014年11月5日、チェコ・ブルノでの公演にご出席下さるご希望がおありでしたら、実行委員会までお問い合わせ下さい。
contact: eu.nohgaku@gmail.com
600年以上の歴史を有する日本の伝統芸能である能楽は、日本が世界に 誇るべきUNESCO文化遺産です。チェコとポーランドでは長年にわたり能と狂言の研究が盛んに行われ大きな実績を挙げています。
2011年、日本チェコ友好協会会長の大鷹節子の提唱により、中欧諸国で能楽を学ぶ有志と、その活動を支援する日本の有志が集まり、中欧能楽文化協会が発足しました。
中欧能楽文化協会は、京都茂山千五郎家狂言師茂山七五三をはじめとする茂山家の指導によりチェコで狂言を学ぶ「なごみ狂言会チェコ」、喜多流能楽師松井彬の指導によりポーランドで能を学ぶ「緑蘭会」の会員をはじめ、ワルシャワ大学、ポーランド日本情報工科大学、ブルノ・ヤナーチェク芸術大学で能楽を研究する学者などの会員が活動を始めています。
このたび、実行委員会の実行委員、運営委員の皆様のご尽力によりまして、国際交流基金からの助成金を交付される見通しとなり、2013年2月23日~3月8日、「中欧能楽文化協会」記念大会が、そして中欧各都市で開催されるプログラムのご報告が出来ますことを嬉しく存じます。